「初めてのゲーミングマウスを買いたいけど、ゲーミングマウスって種類多すぎて、どれ選べばいいのかわからない…。」
というような悩みを持っている方は多いと思います。
ざっくりと結論から言ってしまえば、実際に使ってみての”フィーリング”が自分に合っていれば、よいゲーミングマウスです。
とは言え、自分に合うマウスを探して何個も購入するのは非経済的ですし、実店舗で試せる方も多くはいないと思います。
そこで、ゲーミングマウスを選ぶ際に覚えておくといい基礎的な知識と、定番と言われているマウスをいくつかピックアップしてみました。
この記事がマウス選びの参考になれば幸いです!
目次
ゲーミングマウスの基礎知識
ゲーミングマウスを選ぶ際に覚えておくとよい基礎知識は以下3つ。
- 形状の違い(形、大きさ)
- 機能性の違い(ボタン数、重量)
- ケーブルの有無(有線かワイヤレス)
センサーに関してですが、最近のゲーミングマウスはセンサーがいいとか悪いとか、全く気にしなくてよい程に基本性能が成熟しています。なので、センサースペックは無視してもよいと思います。
上記の3点について詳しく見ていきたいと思います。
その1:形状
マウスのかたち
マウスには主に2種類の形状があります。それが以下の2つ。
左右対称

「かぶせ持ち」「つまみ持ち」「つかみ持ち」どれとも相性の良い形状、”かぶせ持ち”時のフィット感はエルゴノミクス程ではない。万能選手な形状。
世の中にはいろんなマウスがありますが、よほどの変わり種マウスでなければ、この2種類の形状が一般的です。
マウスの大きさ
基本的には、標準的な大きさのマウスであれば、どの持ち方であろうと対応しやすいので、自分に合ったグリップスタイルを探すためにも、最初のマウスは”極端に小さなマウス”は避けたほうがいいかもしれません。

左右非対称、プロゲーマーでもユーザーが多いマウス。「ZOWIE」はモニターで有名な「BenQ」のゲーミングブランドです。
このマウスよりも、一回り大きいサイズになるのが「ZOWIE EC1」というマウスですが、日本人の手からすると大きめのマウスなので、こちらの”EC2”が万人向けだと思います。
近々、直営サイトからのみの販売になるようで、実店舗でも触ることができなくなってしまうのが難点。
そもそも僕みたいな田舎に住んでると店舗で見たことないし、関係ないんですけどね!
恐らく世界で一番売れたゲーミングマウス。左右非対称のエルゴノミクス形状の”IE3.0クローン”と言われているマウス。
このマウスの形状の元となったマウスが、その昔プロゲーマーたちの多くが使用していたマイクロソフトの「IntelliMouse Explorer 3.0(IE3.0)」という伝説的なマウスです。IE3.0が製造中止になったときに多くのゲーマーがこのマウスに流れていったのではないでしょうか。(IE3.0は「Pro IntelliMouse」となり現在はセンサーを新しいものにして販売されています。)
その2:機能性
ここでいう”機能性”というのは主に以下の2点。
- ボタン数
- 重量
冒頭でも言いましたが、ゲーミングマウスの”センサー”に関しては、必要最低限以上の性能を満たしているので気にする必要はないです。
ボタン数

マウスには、右クリック左クリック以外にも、ホイールクリックやサイドボタンがあります。
特にサイドボタンに関しては、一般的な2ボタン、それ以上のボタン数がある多ボタンマウスというものがあり、ボタン数によってどのゲームに向いているのかが変わってきます。
FPSであればサイドボタンは2個で十分ですが、MMORPGをプレイされる場合に威力を発揮するのが多ボタンマウスです。

多ボタンマウスに関しては別記事にてまとめる予定です。
重量
近頃のゲーミングマウスは軽量さを追求したものが人気になっています。
軽量マウスは初動の速さと、慣性による止めにくさが少ないという2点が主なメリット。
あくまで僕の個人的な目安としては、ケーブル除いて90グラムを切れば軽量マウスの仲間入り、70グラム程度以下になれば超軽量。
左右対称の肉抜きのあるマウスなら「Glorious Model O」もしくは一回り小さい「Glorious Model O-」をおすすめします。ケーブルの柔軟性も高く軽量なマウスです。
エルゴノミクス形状であれば、同メーカーの「Glorious Model D(D-)」も人気。
左右対称で肉抜きなしで”69g”を達成しているマウス。しかもお安い。穴あきマウスが苦手な方にはおすすめなマウスです。
その3:有線/ワイヤレス
ゲーミングマウスはケーブルとの闘いである。(筆者談)
センシを下げるとマウスの動かす範囲が広くなり、ケーブルが非常に邪魔に感じるようになると思います。
そこでおすすめなのが、ケーブルが柔らかいマウスですね。最近のマウスはケーブルが柔らかいものが多いです。

後は”マウスバンジー”と言われる、ケーブルをデスクから浮かせるデバイスを使えば良し。
昔であればレスポンスの問題で有線マウス一択でしたが、今はワイヤレスマウスの性能が有線マウスと変わらなくなっています。
有線マウスよりも価格は高くなりがちですが、ケーブルのわずらわしさから解放されるメリットはかなり大きいです。予算が合えば候補に入れてもよいのではないでしょうか。
エルゴノミクス型のワイヤレスゲーミングマウス。
ワイヤレスの割に価格は安いモデルなので入門機としても最適。
左右対称のワイヤレスゲーミングマウス。ワイヤレスでの軽量さが売りであり、プロゲーマーの使用率も高い鉄板マウスとなりました。
ワイヤレスの最高峰と言ってもいいかもしれませんが、難点は価格が高いことですね。
左右対称のワイヤレスゲーミングマウス。
上記の「G PRO ワイヤレス」よりも後発の製品であり、対抗馬として人気です。G PRO ワイヤレスより軽量で、チャージングドックなしモデルであれば価格も安いのがメリットです。
まとめ
この記事の内容をざっくりまとめます。
- 形状(形、大きさ)
左右対称型、エルゴノミクス型に分かれる。手の大きさ、マウスの大きさによっても持ちやすさや持ち方の相性が変わる。 - 機能性(ボタン数、重量)
ボタン数が多いマウスはMMO向け。軽量マウスが人気。 - 有線 or 無線
有線マウスならマウスバンジーを使おう。ワイヤレスならケーブルのわずらわしさは全く無し。
以上のポイントを押さえてマウスを選びましょう。
最終的には使用者のフィーリングが1番大事なので、実際に握ってみないとわからないと思いますが、マウス選びにこの記事が少しでも役に立てれば幸いです。
初めてゲーミングマウスを購入するのであれば、記事中に紹介したような定番マウスが失敗も少なく、おすすめですよ!
- ZOWIE EC2
- Razer DeathAdder V2
- Glorious Model O
- Razer Viper
- Logicool G703h
- Logicool G PRO ワイヤレス
- Razer Viper Ultimate