PS5では4K時最大120Hzのリフレッシュレートでの表示が可能になりましたが、実際には一体どの程度の性能でどれぐらいのfpsが出るのかが気になります。
そこでPS5のローンチタイトルでの4K出力時の実際のフレームレートを海外サイトで調べてみました。
筆者はPS5未所有です。PS5ください…。
PS5のスペック
PS5のスペックをおさらいしておきましょう。
CPU | x86-64-AMD Ryzen™ “Zen 2” 8コア / 16 スレッド 周波数:最大 3.5GHz まで可変 |
GPU | AMD Radeon™ RDNA 2-based graphics engine レイトレーシング アクセラレーション 周波数:最大 2.23GHz まで可変 (10.3 TFLOPS) |
システムメモリ | GDDR6 16GB バンド幅:448GB/s |
GPUは10.3TFLOPSとPCで言えばRTX2080に相当のスペックです。RTX2080環境での4Kゲームのフレームレートを見てみると、おおよそ30~60fpsのプレイが十分楽しめる程度のフレームレートが出ています。もちろんゲームや設定によりますが...。
各タイトルの4K出力時の対応フレームレート
今回筆者が調べたタイトルと、4K時のフレームレートが以下になります。
タイトル | 4K時フレームレート |
---|---|
Astro‘s Playroom | 60fps |
デモンズソウル | 60fps |
スパイダーマン:マイルズ・モラレス (スパイダーマン:マイルズ・モラレス Utimate Editon) | 60fps (パフォーマンスモード時) |
デビルメイクライ5スペシャルエディション | 80-90fps |
Call of Duty: Black Ops Cold War | 120fps |
調べた限りでは多くのソフトで4K/60fpsでした。やはり4K/120Hzモニターは必要ないのか...?
120fps対応タイトルはPSUやpushsquareが詳しいです。
一部タイトルは4K/120fpsに対応している!
多くのタイトルが4K/60fps対応の中、「コールオブデューティ:ブラックオプスコールドウォー」は4K/120fpsに対応しているようです。
以下の動画によると、かなり安定して120fpsでていますね。120fps動作させるにはPS5本体側の設定からパフォーマンスモードをONにする必要があるようです。
また「デビルメイクライ5 スペシャルエディション」も120fpsには届かないものの、4Kで80fps前後のフレームレートが出ています。4Kで60fps以上出せるだけでも十分凄いです...。
上記のゲームで、PS5が1080pレンダリングしたものをアップコンバートして4K出力しているのかどうか詳しいことはわかりません。ローンチ時点でここまでフレームレートを叩き出せるということは、開発技術が成熟していけば安定した4K/120fps環境が実現可能なのかも。
まとめ:4K120Hz対応のゲームはこれから?
現状では4K/60fpsが主流。4K/120Hz、HDMI2.1に対応したテレビやモニターを急いで購入する必要はないのではと思います。
しかし、今後はどうなっていくのか予想はつきません。「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」の開発元Insomniac GamesはIGNに対し、PS5のハードウェアの上っ面をなでただけだと語っています。
参考 『Marvel's Spider-Man: Miles Morales』の開発者、PS5のハードウェアの「上っ面をなでた」だけだと発言
これを見るに、PS5はもっと可能性を秘めたコンソールなんでしょう。4K時のフレームレートもこれから先上がっていくかもしれませんね。
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