【銀軸とは】メカニカルキーボードの銀軸について解説【おすすめ3選】

メカニカルキーボードの軸。多種多様な軸があり初心者には複雑ですよね。

そもそも軸とはメカニカルキーボードのキースイッチのこと。元々はCherry MXのメカニカルスイッチが始まりで、軸の特徴別に色分けをしています。

そしてメカニカルキーボードに使われている主要な4つの軸は以下の通りです。

このキースイッチの中でも特にゲーム用途におすすめなのが銀軸です。

ということでこの記事ではメカニカルキーボードの銀軸について解説したいと思います。

記事下部では銀軸を採用したおすすめのキーボードについても紹介しています。是非参考にしてくださいね。

銀軸とは

銀軸は赤軸に似たキースイッチ。打鍵感や音はほぼ赤軸と同じで、リニアな打鍵感を持っていて押し下げたときに青軸のようなクリック感や茶軸のようなタクタイル感がないのが特徴です。

「Cherry MX Speed Silver（銀軸）」スイッチのスペックは以下の通り。

クリックや押下荷重は赤軸と同じですが、アクチュエーションポイントとストロークの長さが赤軸よりも短くなっています。そのため赤軸よりも素早い入力が可能になっています。

また互換軸はアクチュエーションポイントや押下荷重などが、微妙に異なる場合がありますので注意しましょう。

銀軸はゲームに特化した軸

銀軸は上記のように、アクチュエーションポイントが浅く、ストローク距離が短いため、他の軸よりも精密なキーボード捌きが必要なゲームに向いています。

この2つの特徴はゲームでは大きなアドバンテージを得ることができます。

特にCS:GOやValorantなど射撃時に移動を止める（ストッピング）必要があるゲームや、単純に反応速度が必要な音ゲーなど、デバイスの入力遅延をミリ秒単位で嫌うようなゲームでは特に有利になります。

とにかくスピード重視それが銀軸。

おすすめの銀軸キーボード

ここまで読んで銀軸に興味がある方に筆者おすすめの銀軸キーボードを紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

FILCO Majestouch 2SS

国内キーボードメーカーFILCOが発売しているCherryMX銀軸採用キーボードです。

FILCO製のキーボードは基盤と内部の鉄板で打鍵時の衝撃を受け止めているため、撓み歪みが少なく、打鍵感の良さに定評があります。

RGBバックライトがないので、派手なキーボードが苦手という方におすすめなキーボードです。

FILCO製品は購入サイトによっておまけ商品が違うようなので、公式サイトでの購入もおすすめです。

FILCO Majestouch Stingray

通常のスイッチよりも背の低い『ロープロファイルスイッチ』を採用した製品。上記リンクは赤軸仕様です。

「Majestouch Stingray」に搭載されているロープロファイルスイッチはCherryMX製のもの。

スイッチが低背なため、キーボード全体の高さが通常のものよりも低くなっており、手首をあまり返さずタイピングができるのが特徴です。

またロープロファイルスイッチはアクチュエーションポイントを浅く、ストローク距離も短くなっているので、通常の銀軸の特徴をより良くしたキースイッチです。

赤軸モデルを詳細にレビューしていますのでぜひ参考にどうぞ。

Corsair K65 RAPIDFIRE

CherryMX製銀軸を採用したキーボードです。マルチメディアキーが付いていて、ソフトウェアによるマクロ設定やRGBイルミネーション付きで暗い場面でも視認性も高くなっています。

アルマイト加工された質感の高いアルミフレームで打鍵時の歪みを抑えています。打鍵感の良さにはフレーム等の硬さも重要な要素。

取り外し可能なリストレストや滑り止め付きWASDキーが別途付属してる点も嬉しいポイントですね。

まとめ

この記事では銀軸の特徴などを解説し、おすすめの銀軸採用キーボードを紹介しました。

銀軸はアクチュエーションポイントの浅さと、ストローク距離が短いため高速な入力が可能です。

ゲームにおいて入力が速いことは大きなアドバンテージを得られるので、FPSや音ゲーなどのプレイヤーにおすすめしたい軸となります。