ウルトラワイドモニターは使いにくい?実際に使ってみて感じたこと

ネット上ではウルトラワイドを使って後悔したことや、使いにくいのではという疑問が多く見受けられます。モニターって高価なものなので、購入するなら後悔はしたくないですよね。

さて、筆者がウルトラワイドモニターを購入して1年ほど経ちました。それなりに思う所もでてきたので「ここ、ちょっと使いにくいよな」というポイントを紹介したいと思います。

ウルトラワイドモニターを購入する際の参考になれば幸いです。

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ウルトラワイドモニターとは

ウルトラワイドモニターの基本的な解説。

主なウルトラワイドモニターは画面の縦横比が21:9となっていて、一般的なモニターの16:9よりも横方向が約1.3倍長いモニターです。

長い分だけ多く情報を表示できるため、マルチタスクで威力を発揮します。映画などの21:9の映像コンテンツは上下の黒帯がない分、大きく表示できるのもウルトラワイドならでは。

筆者が思うウルトラワイドモニターの使いにくい所

筆者が使用しているモニターもアスペクト比は21:9の「HP X34 WQHD(レビュー)」というウルトラワイドモニターです。

以前は4Kモニターを使っていたのですが、このモニターに移行して1年。使用して思ったことを書いていきます。

画面端が見づらい

ウルトラワイドモニターの使いにくいデメリットの解説。画面端が視界に入りづらい。

横幅がデカいので画面の全てを視界に入れて把握することが難しいと感じます。

筆者の使用環境は目から画面中央まで60-70cmほど。この距離だと画面両端は意識して首を向けないと視界入りづらいため、一般的な16:9のモニターより首の動かす範囲が増えます。

最低でも80cmは離れて使えばギリギリ入ります。あと、FPSゲーム等をプレイする時に画面近い勢には向かないかもしれません。

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ウルトラワイドである以上どうしようもないので、モニターから離れてゆったりと使うしかない(とわかっていてもなぜか近づいてしまう)

マルチタスク時の配置に悩む

ウルトラワイドモニターの使いにくいデメリットの解説。マルチタスク時のウィンドウ配置が難しい。

これも画面端が見づらいことに関係しているのですが、なにかしらの作業する時にいろんな画面を表示させておきます。

例えばブログ編集画面。もう一方は書くために必要な情報なんかを表示するみたいな感じです。

2窓構成で情報を表示すると、メインとなる窓がどちらかに寄ってしまいます。そうすると常に斜めを向いて作業しなきゃいけないので肩が凝るんですよね。

自分が左右どちらかに寄って作業することもできるのですが、それだと反対側の情報が遠くなるので見づらい。

解決策として3窓構成にする方法もあります。ただし情報がギッチギチに表示されるのでそれもそれでうっとうしく感じたりすることもありますね。

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体調と気分によってウィンドウの並べ方はその日によって変えてる。

4Kモニターに比べると解像感は劣る

ウルトラワイドモニターの使いにくいデメリットの解説。4Kモニターと比べて文字の明瞭さに欠ける。

筆者の使用モニターはUWQHD(3440x1440)という解像度。UWQHDはウルトラワイドモニターの中でも一般的な解像度。4Kモニターに比べると特に文字の解像感は劣ります。

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フルHDのモニターと比べれば十分に綺麗だけど、4Kを体験してしまうとどうしてもUWQHDは劣ってると感じちゃうよね。

モニターのdpiの差による見え方の違い
4KとフルHDの見え方の比較(WQHDではない)

4Kに比べるとdpi(ドット・パー・インチ)が低くかすれたような文字に見えます。

デメリットが解決できるウルトラワイドモニター

ウルトラワイドの使いにくいところ
  • 画面端が見づらく感じる
  • マルチタスク時のワーク配置
  • 4Kに比べると解像感が劣る

筆者が感じたこのデメリット3つ。「ウルトラワイドにいいところなんてないじゃん」と思うかもしれませんが、デメリットをある程度解決できるウルトラワイドモニターもあります。

それがこのモニター。

最強のマルチタスクモニター
LG 40WP95C-W

デメリットをほぼ解消できるのは現時点でこのモニターだけといってもいいでしょう。Macbookやラップトップの接続に便利なUSB-CはThunderbolt 4規格に対応。最大95W充電に対応&モニターからモニターへのデイジーチェーン接続もできます。

色域はDCI-P3 98%でもちろん10bitの色深度。メディアクリエイティブ作業にも使えます。ウルトラワイドを導入したい人のほとんどがマルチタスクな作業や動画編集用途だと思います。

マルチタスクモニターとして最良の選択肢ですね。

LG 40WP95C-Wで画面端は見づらい?

39.7インチで横幅は929mmとかなり大きい。曲率2500Rで比較的見やすくなってはいるものの近づいての作業はやはり難しいと思う。ウルトラワイドモニター全般に言えることですが、離れてゆったりと使うしかありません。

LG 40WP95C-Wでマルチタスクしやすい?

解像度が高いためより多くの情報が表示できます。マルチタスクのしやすさならLG 40WP95C-Wに勝てるモニターはないでしょう。

LG 40WP95C-Wは4Kモニターに比べて解像感は?
  • 4K32インチモニター : 138dpi
  • 40WP95C-W : 142dpi

解像度は5K2K(5120×2160)と高く142dpiです。モニターの高さ方向のサイズがほぼ同じになる4K32インチモニターの約138dpiなので、40WP95C-Wがより解像感が高く優れています。

LG40WP95C-Wの詳細
モニターサイズ39.7インチ
画面解像度5120x2160
パネルタイプIPS
最大リフレッシュレート72Hz
応答速度5ms(GtG)
輝度300cd/m2
コントラスト比1000:1
エルゴノミクス高さ調整:できる
傾き:できる
縦回転:できない
左右旋回:できる
入出力端子DisplayPort1.4 x1
HDMI(2.0) x1
Thunderbolt 4(USB-C) x2
USB3.0 x2
3.5mmオーディオ出力 x1
重量スタンドあり:12.3Kg
スタンドなし:10.2Kg
色精度/色域DCI-P3:98%/10bit

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