正月のお休みの間に実家リビングの壁紙を貼り替えることに。
まずは天井の壁紙を剥がし始めたのですが、これが全然剥がれず大苦戦。その際どうやって剥がしたかという顛末を記事にしてみます。
実は年末年始休暇では終わらなかったので現在も作業継続中。休日の日中しか作業できないので終わるのはいつになるやら。
リビングの現状
さて、実家リビングの壁紙の現状はこんな感じ。
長年の喫煙の結果酷いことになってますね。壁が綺麗になったら、せめてリビングで吸わないようになって欲しいところです。
剥がれない壁紙
というわけでさっそく壁紙を剥がし始めたのですが、これが全然剥がれません。経年劣化で壁紙自体の柔軟性がなくなっているみたいです。
端っこをめくってはがすとブチブチ切れてしまいます。イライラして深めにめくってつまむと下地の石膏ボードの表紙がめくれてしまいました。
結構な範囲でグレー色の紙が見えちゃってます。
「グレーになってもパテで埋めればいいや」と考えていたのですが、この調子ではがしていくとかなりの広範囲でパテ作業が必要になってしまうので、いろいろ道具を駆使して剥がしてみます。
無理して剥がすと…絶対後悔するからやめといた方がいいぞ!(経験談)
スクレーパーでこそぎ落とす
パテ用に買っておいたスクレーパーがあったので使ってみます。
全然ダメでした。
壁紙とボードの間に入っていかない、剥がれない、引っかかると言った具合。挙げ句の果てには石膏ボードの表紙までめくれてしまいました。
なんだこの壁紙。手強すぎる…。
水で湿らせる
調べてみると水をかけて湿らせる方法が効き目があるとかないとか。とりあえずやってみます。
タオルに滴り落ちない程度に水を含ませ、壁紙を拭くように濡らします。冬場は部屋を暖房器具で空間を温めておくと良いらしいので温めて、20分ほど待ってからはがしてみると、千切れずに剥がせる面積が増えました。
…確かに効果はあるのですが、効率がいいかは正直なところ微妙です。濡らして待って剥がす。待ってる間に表面が乾きそうになるので濡らす。これはこれで手間と時間がかかります。もっと劇的な効果が欲しいところ。
霧吹きで吹きかけてみたりもしたのですが、なぜか効果はイマイチでした。おそらくヤニ汚れのせいで吸水しづらいのだと思います。タオルだとある程度汚れが落ちるせいかクロスが吸水しやすいのかも。
ちなみに、水よりも温水の方が効果はあった気がします。
めっちゃ剥がれるツールと出会う
こんなことをしている間に1日目の作業終了時間が来てしまいました。朝からやって剥がせた面積は天井の1/4ほど。この時点で心が折れています。
さらに、ずっと上を向いて作業しているので首肩腰のフルコースでやられました。
正直、壁紙剥がしでつまづくとは思ってなかった…。
翌日、藁にもすがる思いでホームセンターへ行って役にたつツールがないか物色。思いつきでコレを買いました。
「OLFA 別たち 皮スキ」です。先端がカッターの刃のように薄く刃付けしてある道具。刃先は交換可能になっているので念のため替刃も購入しておきました。
早速昨日の続きからやっていきます。
なにこれめっちゃ剥がれる!
少しめくったところに当て、グッと押すと頑固なクロスがベリベリと剥がれていきます。壁紙は濡らす必要はなかったです。明らかに作業効率が上がりました。まさに救世主。
ただ、当てる角度によっては石膏ボードに食い込んだりしてグレー色になってしまうので注意しながら剥がしていきます。20〜30度ぐらいの角度で当てるとベストですね。
天井剥がし終えるまで2日かかった
皮スキのおかげで剥がす効率は上がりましたが、リビングにはいろいろモノが置いてあるので、都度どかしたり、養生したりしながら作業してるのでなかなかに苦労しました。
これが誰も住んでない空き家だったりしたら一気に養生して作業ができるのですが、居住者がいながらの1人作業。
作業時間も限られていてその日の終わりには掃除して家具などを元通りに置き直す、といった具合で思うように行かず。
最終的に剥がすだけで2日かかってしまいました。
皮スキがなかったらおそらく5日はかかってます。ありがとう皮スキ。
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