【糊なし壁紙】DIYでおすすめしない理由

予想以上に頑固で剥がれない古い壁紙に苦しみましたが、なんとか貼り替え作業が終了しました。

前回の記事から思うように時間が取れず、作業できたのは4日間ほど。

とにかく早く作業を終わらせたいの一心で、特に写真も撮ってないので詳しい作業記録みたいな記事は書くつもりはありません。

というわけで、貼り替え作業が終わってみてから思った壁紙の糊について後悔したポイントを書いてみる事にします。

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糊なし壁紙は予想以上に手間と時間がかかる

見出しのとおり、壁紙貼り替えで後悔したのは糊なし壁紙を使ったこと。

壁紙って大抵の方はネット通販で購入すると思います。その壁紙にも最初から糊が塗られている「糊付き壁紙」と何もされてない「糊なし壁紙」があります。

そもそも糊なし壁紙を使うメリットってなんなのかを説明すると、

  • 価格が安い(糊付き壁紙の約半額で手に入る)
  • 糊が塗られていないので使用期限がない
  • 余っても保管が可能

といったことが挙げられます。作業スケジュールが未定な状態でも、事前に壁紙を購入しておけば作業できるタイミングで糊づけして貼ることができるのが最大のメリット。

対してデメリットはというと、

  • 糊などの副資材や、攪拌や塗布用に道具を買う必要あり
  • 糊を攪拌、塗布する手間と時間がかかる

副資材は安いのでコスト的には問題ないのですが、基本的に業者向けの量で買った方が安上がりなんですよね。なので作業終わった後に余るので場所とって困ることもあるかなと。

問題は糊づけですね。手間と時間がかかるのでおすすめしません。

作業場所の確保が必要

まず糊づけに必要な場所を確保しなければなりません。

壁紙の長さは一般的な住宅であれば、天井高2.5mほどなので2.6mぐらいに壁紙を広げてからカットしなければいけません。糊づけ作業をするのに壁紙の周りにもスペースは必要なので意外と場所を取ります。

天井用の壁紙だと貼り方によってはもっと長いスパンで壁紙をカットする必要も。場所の確保って意外と見落としがちな所でしたね。

ちなみに自分は以前、糊付き壁紙を購入し貼ったことがあるのですが。その時に使った糊付き壁紙は裏に長さのわかるマス目付きの糊保護フィルムがついてました。

マス目のおかげで必要な長さ全て広げなくても長さを把握しやすく非常に便利だったことや、カットするのにもマス目通りにカットできるため、切り口が斜めにならず貼り付ける際にも水平垂直が確認しやすいのも楽でしたね。

糊の攪拌

壁紙をカットしたら、次は糊づけ。その前にまずは糊を作る必要がある。今回はヤヨイ化学のアミノールというローコストな糊を使用しました。

蓋を開けるとビニール袋に糊が詰められていて、見た目は完全に保育園とかで使う「工作用でんぷんのり」。これを水に溶いて使います。

水に溶く、といっても手で混ぜていては時間がかかってしょうがないのでインパクトドライバーやドリルなどに攪拌用のビットを着けて混ぜていった方がいい。

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補修程度の少量の糊なら手でもいけるけど、貼り替えみたいに量が多くなると手練りじゃ無理だと思う。

また一気に水を入れて混ぜるとダマになるので水を数回に分けて入れる必要があります。ダマが残ったまま壁紙を貼るとダマが入った部分だけ盛り上がってしまうので注意が必要。自分はダマが残ったまま貼ったら見事にプツプツと盛り上がったままになってしまいました。ショック。

手じゃ無理なので道具が必要だし、混ぜるのにも気を使うんですよね。

壁紙に糊を塗る

出来上がった糊を壁紙つけていくんですが、これが結構大変です。

流れとしては

  1. 壁紙を広げる
  2. 手前から糊を塗っていく
  3. 手が届かなくなったら折りたたむ
  4. また塗っていく

といった感じです。まぁ塗り方はYouTubeでもみてもらえればプロの動画があります。

この作業を何枚も何枚も床に四つん這いになりながらやっていきます。つらい。

DIYに掛ける時間とコストを天秤にかけるのも重要

糊の攪拌と塗布の手間が本当につらかった。正直コレがなかったら時間的には1/2ぐらいになってたんじゃないのかなと思います。

唯一解決する方法があるとしたら、糊づけ機を買うとかプロに糊づけを頼むとか、マンパワーで役割分担をするとかですかね。それができないなら素直に糊付き壁紙を買った方がいいと思います。

あくまで僕個人の感想ですけど。

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